藻類からエタノール
- 2011/04/30(土) 10:53:43
京都大学の村田幸作 農学研究科教授の研究グループは、食料との競合や環境問題を引き起こさない海洋バイオマス(多糖:アルギン酸)からのエタノール生産技術を確立したことを発表した。
同成果は、2011年度日本農芸化学会大会でトピックス賞を受賞した(東日本大震災のため学会中止・発表中止)ほか、エネルギー・環境関係の専門誌「Energy&Environmental Science」に掲載された。
化石燃料代替エネルギーの生産や地球温暖化問題の低減を目的に、デンプンやセルロースからのエタノール生産が世界各地で検討されているが、陸上のバイオマスを原料とした場合、その供給量、運搬、食料との競合性、さらにはセルロース分解時の環境負荷などの諸問題が解決されていなかった。そこで研究グループは、陸から海に視点を移し、海洋バイオマスからエタノールを生産する技術の確立を目的に研究を行った。
その結果、褐藻類(国内でとれる藻類の95%以上を占める)の主成分であるアルギン酸(乾燥藻体の30~60%を占める。構成単糖:ウロン酸)からのエタノール生産技術を確立した。
具体的には、体腔形成能と強力なアルギン酸代謝能をもつスフィンゴモナス(Sphingomonas)属細菌A1株の細胞改造と培養工学的解析により、アルギン酸からのエタノール生産を可能にした。好気培養下、2~3日間で13g/Lのエタノールの生産が可能であるという。
これにより、海洋バイオマス利活用の学術的基盤が構築されたこととなり、同技術は、日本のエネルギー問題と地球温暖化問題の低減、海洋開発と新規雇用の促進などの社会的な影響を与える可能性があると研究グループでは説明している。
なお、体腔(細胞表層に形成される開閉自在の孔)は、低分子物質から高分子物質まで呑み込む巨大な器官であるが、同器官の機能を応用することで、ダイオキシン分解、各種バイオマスからのエタノール・ブタノール・プロパノールのようなアルコール燃料、さらには他の有用物質生産への展開が可能となるという。
バイオ燃料
- 2011/04/30(土) 10:21:09
バイオ燃料、稲わら由来、効率2倍、三菱重工が生産技術開発
三菱重工業は稲わらからバイオ燃料を従来の約2倍の効率で生産する技術を開発したと発表した。
実証実験でガソリンの代わりに自動車燃料として使えるエタノールを得た。
原料を分解する時の温度や圧力を工夫した。原料1トンあたりで従来は100リットル程度だった生産量を200リットル程度に引き上げた。
量産コストは1リットルあたり90円程度の見通しで、早ければ2015年度にも実用化する。
まず稲わらを高温高圧の湯で加熱し、酵素を加えて稲わらの主成分であるセルロースを糖分に分解してから発酵・精製。実験では1日あたり500キログラムの稲わらを処理し、約100リットルのエタノールを得た。
加熱・分解を連続処理できるプラントを設計。温度と圧力をきめ細かく制御し、糖分を多く取り出せるよう工夫した。酵素のコストはかかるが、生産効率が高いため量産に向く。
おでん
- 2011/04/30(土) 08:21:37
神経幹細胞
- 2011/04/29(金) 08:45:09
神経幹細胞、皮膚細胞から直接作製、米チーム、マウスで成功。
米スクリプス研究所や米グラッドストーン研究所などのチームは、マウスの皮膚細胞から神経のもとになる神経幹細胞を作製することに成功した。
従来は皮膚細胞に4種類の遺伝子を導入して新型万能細胞(iPS細胞)にしてから神経幹細胞に成長させていたが、培養条件などを工夫することで、直接、作製できるようになった。
開発したのはシェン・ディン博士ら。山中伸弥京都大学教授が開発した4種類の遺伝子を皮膚細胞に入れてiPS細胞を作る手法を応用した。
導入した4つの遺伝子が働く期間を短縮すると同時に、神経幹細胞に適した培養条件を整えることで、iPS細胞を経ないで直接、神経幹細胞ができた。
iPS細胞を経ず目的の細胞を直接作る技術はダイレクト・リプログラミングと呼ばれる。がん化の危険性が指摘されているiPS細胞を経由するのに比べ、安全性が高い可能性があると期待されている。
慶応大学の岡野栄之教授は「4遺伝子を入れると細胞が不安定になる。どんな細胞にもなれる状態になっており、これを利用して神経幹細胞を誘導した研究だ。我々も同様の研究を進めている」と話している。
iPS作製効率100倍
- 2011/04/29(金) 08:41:06
【つくば】産業技術総合研究所は27日、ヒトの新型万能細胞(iPS細胞)を従来の約100倍の効率で作製できる技術を開発したと発表した。
細胞表面にある糖がつながった糖鎖を調べてiPS細胞の品質を評価する技術なども開発、再生医療などへの応用を促進できるという。
高効率の作製技術はiPS細胞化する4種類の遺伝子を元の細胞に入れるベクター(遺伝子の運び手)に、「センダイウイルス」というウイルスの特殊なタイプを使うのが特徴。
条件にもよるが、従来に比べて高い1~2%の効率で作製できる。
iPS細胞は作るのが難しく、わずかしかできないため、実用化には作製効率の向上が重要になっている。
鶏足のフライ
- 2011/04/29(金) 08:07:05
アサリのクラムチャウダー
- 2011/04/28(木) 11:54:07
ざるうどん
- 2011/04/27(水) 09:44:48
トンカツ
- 2011/04/26(火) 07:46:35
もつ鍋
- 2011/04/25(月) 10:20:09
華僑の商法
- 2011/04/24(日) 14:38:30
16年前の少し古い本だったのですが、古本屋さんで目に留まり『華僑の商法』と言う本を読んでいます。
社会の授業で華僑については、海外でお金を稼ぐ
中国人だと言う認識しかなく、改めて世界に散らばっている華僑のネットワークと経済力に恐怖を抱きながら読んでいるところです。
その中から、マレーシアの上場企業の株の半数が、華僑系資本によって占められている。
インドネシアは、人口の3%なのに経済の8割を占めている。
シンガポールは、華僑が作った国といえる。
この事実知っていましたか?え~って感じです。
華僑が偉いのは、中国人国家と言わずに、現地の人を社長にして、会社名もその国の名前にするので、日本のように、三菱だのという風にはしないことで、世相に左右されない強みがある。
と言うところまで。
今週中には最後まで読み終えます。
ご飯で簡単パン作り
- 2011/04/23(土) 10:32:03
赤ワイン煮
- 2011/04/23(土) 07:56:36
中華風~
- 2011/04/22(金) 13:09:01
コニカミノルタ
- 2011/04/21(木) 15:16:25
コニカミノルタホールディングスは、フィルムの代わりにセンサーでX線を検出し撮影する「デジタルエックス線撮影装置(DR)」で、世界最軽量の製品を 開発した。
手に持って様々な角度から各部位にあてて撮影できる携帯型で、バッテリー内蔵などにより重量を一般的な製品より1~2割程度軽い2・9キログラ ムに抑えた。携帯型は整形外科などで需要が増えており、軽量化により撮影の自由度がさらに高まり作業性も向上する点を医療機関に売り込む。
新製品「Aero(エアロ)DR」は同社の医療事業子会社、コニカミノルタエムジー(東京都日野市)が開発し、このほど全国で販売を始めた。
DRは撮影データを即時にモニターに映し出せる利便性が特徴。据え置き型(固定型)と携帯型がある。据え置き型は撮影の姿勢や部位が限られるのに対し、無線対応でワイヤレス仕様の携帯型は技師が手に持ったまま様々な部位を簡単に撮影できる。
世 界最軽量を実現し、外装にカーボン繊維を継ぎ目なく筒状に配した構造を採用して、軽量化と強度向上を両立させた。一般的な製品の1・5~2倍程度の荷重 にも耐えられる。特に整形外科などで多様な角度で撮影する場合に適している。
内蔵バッテリーには、瞬時に充放電するリチウムイオンキャパシタ(蓄電装置)を初めて採用した。DRのバッテリーとして一般的なリチウムイオン電池は、フル充電に2~3時間程度かかるとされるが、新製品は30分でフル充電が完了するという。
光の拡散を低減させるよう工夫し、これにより、従来の半分程度のエックス線量で高画質の画像を撮影でき、患者の被曝 (ひばく)も減らせるという。