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22話 花粉症

  • 2012/02/29(水) 19:01:35

私たちには 元々 体に異物が入ってきた時にそれを排除しようとする免疫力
が備わっています。 この免疫反応が過剰になり過ぎて、体にさほど害の
ない物質にまで反応してしまうのがアレルギーです。

専門的には、免疫細胞の中に余分な仕事をしないようブレーキをかける細胞
サプレッサーT細胞が少なくなると、アレルゲン(異物)に対するIgE抗体が異常
増殖してアレルギー反応を起こすとされています。(鼻炎・喘息・蕁麻疹・アトピー
性皮膚炎 薬物アレルギー等もIgEに反応します。)

同じ場所で花粉やその他アレルゲンに晒されながら生活しているのに、なぜ
症状が出る人と出ない人がいるのでしょう?
また なぜ 余分な仕事をしないようブレーキをかける細胞サプレッサーT細胞が
少なくなるのでしょうか 花粉や その他アレルゲンが悪いんでしょうか?

検証してみましょう
ここで21話の冬のすごし方に戻りますが、昔の人は「冬」は雪や寒さがキツイ為
に外出や仕事もあまりできずに養生出来ていたので 身体に無理がかからず
人間本来の自然(四季)に応じた生活ができていましたが、文明と共に一年中
活動できる時代になって、本来 体を休めないといけない冬に身体を使い
神経を使い、暖め過ぎて、その暖かいところで冷たいものを摂り 
また普段から、体液を酸性化にして、アレルギー疾患の下地になる
動物性タンパク 糖質(果糖も含む) 脂肪の摂取 不規則な生活のリズム等に
より、身体や内臓に余分なストレスがかかることになって、自律神経の
交感神経が緊張 → 免疫に異常(サプレッサーT細胞減少) → IgE抗体が
つくられ → 粘膜の肥満細胞に付着 → 花粉の侵入に備える → 再度花粉
を感知 → 肥満細胞がヒスタミン等の科学物質を放出 → 花粉除去
反応(くしゃみ 鼻水 目のかゆみ等)が起こりやすくなる状況がつくられたと
考えられています。
(自律神経については9話 10話を参考にしてみてください。)

最近では季節感がなく、こういった生活が普通になっていて何が悪いのか
分からなくなってきていると感じます。

鍼灸治療をする場合は、身体の中での症状を起こす元となった免疫系の
異常と自律神経系の反応が身体に表れていれば、その状態を調整し、
アレルギー処置をした後、花粉症に対する処置を行います。

花粉症に対する処置は、お臍の上下左右5ミリ(内ネーブルと言います。)程に
鍼灸治療を行いますが、症状が軽い場合は ご家庭で、おへその周りを、
低温やけどに気をつけながらカイロや千年灸で温めるだけでも効果があります。

これは、簡単に言うと おへそ周りを刺激することによって、粘膜や
粘膜下組織で展開されるアレルギー反応(異物とIgE抗体)を取っていくと
いう治療法です。

このように身体を調節しながら、症状が出るまでの過程を理解しながら、
今年花粉症等、アレルギー症状がひどく出た方は、一年を通して、また今年
の冬からの養生を、自然にそった生活を心がけてください。

乳児 幼児の場合 成長と共にT細胞を含む免疫力ができると、症状は、
出なくなりますが、その後の生活状況によって免疫力が異常になると
同じように出ます。

温かく、新鮮な、バランスのとれたものを摂って、冷やさずに、自律神経の
バランスを崩さないよう、日々の活動のしすぎ(肉体・心のバランス)に気を
つけて胃腸や体の免疫力を弱らさないようにしてきませんか。
今一度、症状をださないよう生活を見直していきましょう。

今後季節ごとの すごし方もご紹介いたします。
人も自然の一部です。自然にそった無理のない生活を心がけてみませんか。
花粉や他のアレルゲンは悪くないです。


次回は春のすごし方です。 3月15日予定です。

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豚丼温泉たまご添え

  • 2012/02/29(水) 09:26:04


本日の夕食のメニューは、竹の子と高野豆腐の煮物、お魚、カツオたたき、豚丼温泉たまご添え、胡瓜の水キムチ、お味噌汁です。

日本テレビ「世界仰天ニュース」アレルギーSP

  • 2012/02/28(火) 16:05:12

日本テレビ「世界仰天ニュース」アレルギーSP見て、びっくりしました。
1998年、ウクライナのサリダールという小さな街にある「サナトリイ・ソリャナーヤ・シンフォーニヤー」病院は、一見古い工場のような建物。中へ入ると、エレベーターに乗り込み、そこから地下288メートル、ビルでいえば65階分にも及ぶ深さを降りること約2分。そこには巨大な洞窟が広がり。
ここは東ヨーロッパ有数の岩塩採掘現場で、床、天井も、壁もすべて岩塩という空間。
病院は厳重に閉ざされた扉の中にあり、そこは季節に関係なく気温16度、湿度35%を保ち、地上に溢れるアレルゲンや病原菌などが一切存在しない。
治療は、ただここで1日を過ごすだけ。地上で朝食を済ませ、朝10時にエレベーターで地下へ降り、11時、体操で体を動かし、その後は自由時間。
午後2時にエレベーターで地上へ上がり、昼食、夕食、シャワーを済ませたら、午後7時、再び地下へ行き、朝7時までの12時間を過ごすというもの。
岩塩が人体に及ぼす影響は、すべて解明されたわけではないが、ここで生活を始めると多くはすぐに症状が治まり、普段の生活に戻ってからも、あらゆる発作や症状が、当分の間はなくなるという。
過去40年間のデータをみる限り優れた実績があるという。
多くの人はすぐに症状が治まり、さらに普段の生活に戻っても発作や症状はなくなるという。
大人の喘息の場合75%以上、小児喘息の場合85%以上症状が治まるという。
費用は14日間の入院で約11万円 ※保険は適用されない。
2007年5月に開業して以来、15ヶ国から5000人以上の患者が訪れているという。
テレビでは、ナッツ類を食べても喘息が出なくなっている。というものでした。

下の娘も卵アレルギーだったし、たまに乳児園でも顔や背中にアレルギー反応が出る事があるので、何かなぁ~と思う事があります。
テレビを見ていてアレルギーに苦しんでいる子供が沢山居るんだなと、改めて感じました。
卵アレルギーの方には関係ないかも知れませんが、NHKの仕事の流儀で紹介された、
「ニワトリノニワ 池田なません」の卵は、放し飼い、原料もこだわり抜いた物を与え安全・安心卵で、1個100円ぐらいでしたが、全て有精卵でとても美味しそうでした。

鍋焼き味噌煮込みうどん

  • 2012/02/28(火) 09:36:59


今日は寒かったですね~本日の夕食のメニューは温まりますよ、じゃが芋とひじきの煮物、なまこ、鍋焼き味噌煮込みうどん、ロールキャベツ、キャロットサラダ、小豆蒸しパンです。

卵巣に卵子の元「幹細胞」…不妊治療応用へ期待

  • 2012/02/27(月) 14:07:10

成人女性の卵巣に、卵子の元になる「幹細胞」が存在することを、ハーバード大学などが初めて確認した。
幹細胞には増殖能力があり、不妊治療への応用が期待される。
米医学誌ネイチャー・メディシン電子版に27日発表する。哺乳類の卵子幹細胞は出生前になくなり、卵子に変わる一歩手前の「卵母細胞」だけが卵巣内にあるというのが通説。
卵母細胞には増殖能力がないため、卵巣内で一生涯に作られる卵子は、出生時の卵母細胞数を超えることはないとされていた。
研究チームは2004年、マウスの卵巣に卵子幹細胞があることを発見。この幹細胞に特徴的なたんぱく質に着目し、22~33歳の6人の女性から提供された卵巣から、この目印を手がかりにするなどして細胞を分離した。幹細胞を、人間やマウスの卵巣組織に移植して培養すると、卵母細胞に変化することも確認した。

メンチカツ

  • 2012/02/27(月) 08:24:11


本日の夕食のメニューは、ゴーヤチャンプル、お魚、メンチカツ、鶏肉のクリーム煮、大根の酢の物、果物です。

紫野菜ジュースパン

  • 2012/02/26(日) 11:58:08


今日は、紫野菜ジュースパンを焼きました。
健康的に水の代わりにジュース、砂糖はパルスイート、バター少なめ、しかしふんわりにしたかったので少しハチミツ、塩も入れずコネコネ。
生地をこねている時、野菜ジュースの独特の匂いがしていましたが、焼くとあまり気にならない程度。
味は悪くなかったです。
バターや卵をたっぷり入れると濃厚なパンになりますが、確実に高カロリー。
私としてはパン大好きで食べたい、でも市販のパンは恐ろしいぐらいのカロリーなので、自分で作ると好きな分量に出来てすごく好きです。
表面では分かりませんが中はきれいな紫色でした。

みかん

  • 2012/02/26(日) 00:22:12

暴れん坊の下の娘は、果物大好きで、今の季節はみかん。
乳児園から帰って10個はペロリ。
挙げ句の果てに、「みかん良いですか~」「良いですよ~」と、一人で質問して答えながらみかんをパクリ。
どうなっているのやら…。
私が「ねぇねのは」と言うと、1個じゃなく1房を渡してくれました。
本当に欲張りさんです。
大人になったら直るのかしら…。

ジャークチキン

  • 2012/02/25(土) 10:19:59


本日の夕食のメニューは、里芋とイカの煮物、ゆでエビ、野菜炒め、ジャークチキン、ポテトサラダ、お味噌汁です。

土壌セシウム:最高で99.9%除去…浄化技術を開発

  • 2012/02/24(金) 17:50:46

放射性セシウムに汚染された土壌を浄化する新技術を、太平洋セメントと中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)などが開発した。除去率は最高で99.9%だった。処理後の土壌は、コンクリートの骨材など震災復興の土木資材に活用できるという。
新技術では、小型の回転式炉を使い、反応を促進させるカルシウム化合物を汚染土壌に添加し、1350度で加熱。土壌から分離した放射性セシウムをフィルターで捕まえる。
福島県の汚染土壌で試すと、放射性セシウムは1キロ当たり6万7300ベクレルだったのが同29ベクレルに下がった。フィルターは放射性セシウムを含み厳重管理が必要だが、土壌に比べて容量が小さいので廃棄物の減量につながる。
コストは、重油を熱源とした場合、汚染土壌1トン当たり5万~6万円。
同センターは「既存の炉を活用するなどして低コスト化し、汚染土壌置き場の縮小に貢献したい。
落ち葉や稲わらに応用できる可能性がある」としている。

毎日新聞 2012年2月24日 10時42分

エビの鬼殻焼き

  • 2012/02/24(金) 09:32:31


本日の夕食のメニューは、五目煮、お魚、豚の生姜焼き、エビの鬼殻焼き、胡瓜の酢の物、アサリのお味噌汁です。

現代版ノアの方舟計画

  • 2012/02/23(木) 09:49:26


国土交通省四国運輸局は、東南海・南海地震で予想される巨大津波に備えて、四国沿岸部の老人施設や保育所に救命艇を配備する計画を発表した。
「現代版・ノアの方舟(はこぶね)」として、数年がかりで25人乗りを1千隻配置し、2万5千人が避難できる態勢をめざす。
自治体や有識者、造船会社による検討会を29日に設置する。
大型船舶に設置が義務づけられている現在の救命艇を改造する。
素材は繊維強化プラスチック(FRP)で、高さ20メートルの津波から落下しても衝撃に耐えられる。さらに船底を重くして横波を受けても元の体勢に戻る復元力を強化し、船内に設置した浮袋で高さ10メートル以上の津波でも沈まないようにする。食料は数日分積み込む。
想定では1隻約300万円。四国運輸局の丸山研一局長は「救命艇なら数分で逃げ込むことができる。今ある救命艇の技術を生かしたい」と話す。

レバニラ

  • 2012/02/23(木) 09:37:30


本日の夕食のメニューは、大根と鶏団子の煮物、お魚、レバニラ、ひじきとカボチャの焼きコロッケ、大根サラダ、お味噌汁です。

鍼灸 東洋メディカル

  • 2012/02/22(水) 11:02:22

現在、健康カテゴリーを担当して下さっている、鍼灸 東洋メディカルの森実先生のホームページが出来ました。
鍼灸治療について書いてありますので、興味がある方・鍼ってどうかなぁ~と思われている方はホームページを見て下さい。
東洋メディカルクリック

パーキンソン病のサル、ES細胞で改善

  • 2012/02/22(水) 09:30:07

人のES細胞から神経の細胞をつくり、パーキンソン病のサルの脳に移植してほとんど動けなかった状態から歩き回れるほどにまで症状を改善させることに、京都大再生医科学研究所の高橋淳じゅん・准教授らのグループが成功した。
霊長類では世界初で、臨床応用に向けて大きな一歩となる成果。
パーキンソン病は、脳の神経伝達物質ドーパミンが不足して、手足の震えや歩行困難などの症状を起こす神経難病。
ES細胞は、受精後約1週間たった受精卵から内側の細胞の一部を取り出して培養してつくる。
研究グループは、ES細胞を42日間かけて神経の元になる細胞に変化させ、ドーパミンを分泌する細胞が35%含まれる細胞の塊をつくった。これらをパーキンソン病のカニクイザル4匹の脳に移植し、1年間かけて観察した。その結果、6か月後には手足の震えがなくなり、おりにしがみついて一日中動けなかった状態から、時々おりの中を歩き回るまで症状が改善した。脳内を調べたところ、正常な神経細胞ができていた。