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アトピー緩和の物質 京大チーム発見、治療薬開発に期待
- 2013/10/03(木) 21:52:43
外部から体を守る皮膚表面のバリアー機能を高めることでアトピー性皮膚炎をやわらげる化合物を、京都大の椛島(かばしま)健治准教授(皮膚科学)らが初めて発見した。
ヒトの皮膚細胞で効果を確かめ、マウスに飲ませて症状を治すことにも成功した。副作用の少ない新しい治療薬の開発につながると期待される。米アレルギー専門誌電子版で17日発表する。
この化合物は、試薬として販売されているJTC801という有機化合物。培養したヒトの皮膚細胞に加えると、皮膚表面で作られバリアー機能を支えるたんぱく質「フィラグリン」の量が約10倍に増えた。
さらに、遺伝的にアトピー性皮膚炎になる特殊な家系のマウスに、発病する生後6週間ごろから、この化合物を体重1キロあたり30ミリグラムずつ毎日飲ませると、4週間で皮膚の症状がはっきりよくなった。
2013年9月17日0時41分 朝日新聞
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みそちゃんこ鍋
- 2013/10/03(木) 19:22:37
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