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iPS細胞の実用化 バンク構想が始動 臍帯血利用に課題

  • 2012/10/29(月) 15:11:28

体のあらゆる細胞を作り出せるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を備蓄し、病気の治療などに役立てる「iPS細胞バンク」が注目を集めている。
ノーベル医学・生理学賞の受賞が決まった京都大の山中伸弥教授が再生医療の実現に向けて構築を急ぐ一方、難病患者の細胞を集めて創薬などに生かす取り組みも始まった。
実用化のカギを握るバンクの現状と課題を探った。(黒田悠希、草下健夫)

「臍帯血(さいたいけつ)という宝の山を、ぜひiPS細胞に使わせていただきたい」。今月中旬、都内での会合。山中教授は赤ちゃんのへその緒に含まれる血液の臍帯血からiPS細胞を作り、備蓄して再生医療に生かしたいと力説した。

iPS細胞を備蓄するバンク「iPS細胞ストック」は山中教授が今年最大の目標に掲げてきた構想だ。
その実現に向け、臍帯血は理想的な材料だという。

そもそもなぜ備蓄が必要なのか。
皮膚などの体細胞からiPS細胞を作製し、治療に必要な細胞を作るには約半年かかる。
しかし、脊髄損傷の患者は約1カ月以内に細胞移植を行う必要があり、患者自身の皮膚から作ったのでは間に合わない。
このため第三者から体細胞の提供を受けてiPS細胞をあらかじめ作製し、備蓄・保管しておく体制づくりが必要になる。

産経スポーツ 2012.10.29 08:31

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