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お灸のはなし②

  • 2012/10/31(水) 18:01:08

「なぜお灸は効くの?」
お灸をすえるとヤケドをします。
言い方を変えると、ヤケドしないといけない。ヤケドが治してくれるのです。

ヤケドは、皮膚の組織を破壊します。
ヤケドの傷を治す為に、血液が一斉に集まって、修復にかかります。
その修復の最中は、お灸をしたツボの部分の組織代謝が激しくなり、そこの細胞が緊急再生されるわけです。
流れが悪くなったツボを、このお灸のヤケドによる修復で、再度活性化させるという意味があるのだと考えられます。
「お灸でヤケドしてしまった!」ではなく、「お灸でやけどをさす」のです。

しかし、お灸をすえていると、ヤケドになるところと、ヤケドにならないところがあります。これは、やけどをする所は、正常な反応、ヤケドをしない所は、異常な状態。
だって、火がついたのに、ヤケドしないなんておかしいですよね。


「お灸で体質が変わる」
お灸をすえて体質が変わる?
不思議に思うかもしれませんが、これは昔から実際に行われてきていた事なのです。
お灸のはなし①に、「七年の病に三年の艾(もぐさ)」とありますが、これが体質を変えるという事です。

「灸」という字は「久しい火」と書きます。
灸は、長年すえて、体質を変えていき、古典にも「灸百日」と言うのがあります。慢性病には、根気よくすえると、身体がだんだん変わってきて、「そういえば最近なんか調子がいいじゃない」ってなってきます。三日坊主では効きません。

100日とは、3ヶ月って意味です。
3ヶ月を考えてみると、春夏秋冬それぞれの季節の期間に当てはまりますよね。
以前、季節の過ごし方で、
秋を上手に過ごさないと、冬に悪くなるって話をしましたが、
このお灸が一役を担っているわけです。
そして、人体の細胞が全て(骨以外)入れ替わるのに、3ヶ月かかるといわれているのも、この100日のお灸になっているのです。(ただし“骨”は6ヶ月かかります)

長くすえる時には、
毎日毎日では、疲れてしまいます。
3日やって3日休んだり、1週間やって1週間休む等、
3~5日の休みを入れてあげてもいいです。


「熱さが感じないお灸とすごく熱いお灸」
灸して最初熱くない時は熱くなるまで、熱い時は熱くなくなるまですえます。
熱いお灸をすえているのに、「あまり熱くない」「ぜんぜん熱くない」なんて処があります。
こんな時は、ツボが正常に反応していないので、何壮も何壮もお灸をすえて、熱くなったら、そこまでで終わりにします。この時にやっとツボが反応しだしたって意味です。
この場合弱っているんですね。

また、異常に熱いお灸の時は、異常に反応している状態なので、熱さが我慢できるまで、もしくは、熱くなくなるまですえます。
この場合は強く過敏な状態なんですが、
弱りすぎて強く感じる時もあります。その時は、小さいお灸で、数を少なくしてやります。

お灸をすえたら、熱いし、ヤケドもするってのが、正常な反応なのです。


「お灸のすえかた」
文章で説明しようと思いましたが、写真で説明したほうが分かりやすいと思いますので、
岐阜県の師匠 長谷川鍼灸院HPに「お灸のやりかた」をPDFで載せています、ここにアクセスしてみてください。
http://www7b.biglobe.ne.jp/hasegawasinkyuuin/okyu-hasegawa.pdf ←クリック

次回はお灸で身体を整えてみましょう①です。 11月15日頃の予定です。

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