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62話 肺からの声④

  • 2014/02/13(木) 16:37:07

今回は、前回、肺からの声①~③にひきつづき④です。
東洋医学的な見方の肺についてです。

「肺」は、気血を調節する臓器です。
人体の血液の循環を調節し、気(エネルギー)血を調節して、五臓(肝心脾肺腎)をよく強調させています。
したがって、血液異常では、肺に対する治療も大切になってくるわけです。

「肺」は、気をコントロールする臓器です。
呼吸によって、空気を吸入して、「天の気」を作り、飲食物から作られる「水穀の気」と共に、「元気」(原気・精気)に変えて、生命の維持作用をになっています。

「肺」と「鼻」、「のど」の関係
「鼻」は空気が出入りする門戸で、「肺」に病変がある場合は、その症状は常に「鼻」に現れ、鼻づまり、嗅覚異常をあらわして、ひどくなると、咳、呼吸困難をひきおこします。

「肺」と「皮膚」の関係
空気によって「陽気」(活動しようとするエネルギー)が身体全体にめぐらされて、身体をつつむように分布して身体を保護します。
この「陽気」は、外気温の変化によつて調節され、寒い時は縮み、暑いときは開き、発汗を促します。このバランスが崩れると、肌は、外気からのストレスにもろくなります。
夏の暑さで、発汗を促す状態の皮膚に、クーラーという冷気が当たれば、身体の芯まで冷気が入り込み風邪を引く。クーラー病はそのためです。
また、皮膚が潤い、弾力があれば、怪我もしにくくなるが、皮膚が乾燥して、弾力が無くなれば、ちょっとした事で、怪我をします。これら全て、肺の影響といえるわけです。

「肺からの信号」

鼻の異常
水っぽい鼻水、花粉症、鼻づまり、蓄膿症

呼吸の異常
ため息が多い、浅い呼吸、声が出にくい、かすれ声、不平不満がでやすい

免疫力の低下
のどの痛み、空咳、ぜんそく、風邪

血流の悪化
疲れやすい、寒気悪寒、手足の冷え、寝汗、頭痛、首こり、右肩の痛み、背中の痛み、頭がボーっとして寝ても疲れがとれない

皮膚異常
皮膚のかゆみ、お肌の乾燥、手指の湿疹、にきび

大腸の異常(肺と大腸は表裏の関係)
便秘(ころころ便)、下痢(痛みを伴う、頻繁)

拇指(親指は肺の経絡というラインが通っています)
指の腱鞘炎

このように肺の異常によって、いろんな症状があらわれれますが、東洋医学的に肺を調節することにより、予防、治療をすることも可能です。
まだまだ、寒さが続きますが、寒さ対策万全に!

では次回は、心臓からの声です

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