64話 心臓からの声②

  • 2014/04/21(月) 19:17:43

肌寒い日が続きます。

今回も63話に続き心臓からの声②です。

「血管」
体中を廻っている血管は、動脈と静脈があります。
動脈は、心臓から送られる血液」を運びます。
静脈は、心臓に帰る血液を運ぶものと、消化器から吸収された栄血養分が豊富な血液を肝臓に運ぶ門脈があります。

一般的に、脈が触れるのは動脈で、静脈よりも柔軟性に富んだ血管収縮機能つきの血管です。
そして、この動脈は、通常血圧(125/70mmhg)の20倍の血圧に、心臓の冠状動脈の動脈にいたっては、その倍の40倍の血圧に耐えるようにつくられています。
健康人では、血圧に急激な変化があっても、大丈夫なようにつくられています。
しかし、動脈硬化や、血管がもろくなってくると、詰まったり、破れたりします。
これが頭に起これば「脳梗塞・くも膜下出血」などに。心臓に起これば「心筋梗塞」に至る場合もあります。

静脈は、脈拍は触れませんが、ゆっくり流れて心臓に帰っていきます。
しかし、静脈管には逆流しないように「弁」が付いているので、スムーズな循環ができるのです。
ただし、「門脈」(消化器系から栄養を肝臓に運ぶ血管)には、「弁」がついていないので、ときに逆流することもあります。
この「門脈」の流れが悪いと、体調を悪くしやすくなるので、「病気の門」という意味から「門脈」と付けられました。

「心臓の病気」皆様のあなじみの症状でみてみましょう。
「心筋梗塞」
心臓の冠状動脈の動脈硬化により、血管内に細い場所ができ、そこに血栓が詰まって起きる。
主に安静時、前胸部に、突然激痛(狭心症のいたみよりはるかに強い)が走り、いたみの為に顔面蒼白になり、もだえ苦しむ。
痛みの持続時間は短くて30~数時間、時に数時間続く。間欠的に繰り返す場合もあります。
このような強い痛みを感じたら、早急に救急車を呼び、心臓専門医に行ってください。

「狭心症」
冠状動脈の狭小によって、心臓自体を養う血液が一時的に悪くなり、心臓の筋肉が酸素不足になり、急に胸の中央に締め付けられるような痛みを感じる。
最近では、心臓カテーテルでステントという血管を広げる器具を、狭くなっている場所に装着する治療もあるが、早期処置が必要です。

・労作狭心症 → ストレス、坂道、興奮、過激な運動で発症。10分以内で大体収まります。
・特発性狭心症→ 冠状動脈自体が痙攣し、心負担がないのに発症。持続時間は長い。
・不安定狭心症→ 上記の狭心症の発作が激しくなった状態。心筋梗塞に進展することもあります。

次回は、心臓からの声③「心臓からの信号」をお話します。ご注意ください。

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