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治療費を「10分の1以下」にする可能性も…新たな「がん免疫療法」を京大iPS細胞研究所が発表

  • 2021/05/19(水) 15:02:37


京都大学iPS細胞研究所は、がんの免疫療法に有効な細胞をiPS細胞を用いて作製することに成功したと発表しました。

研究を発表したのは、京都大学iPS細胞研究所の金子新教授らのグループです。

がんの治療には、体内でがん細胞を攻撃するT細胞を患者やドナーから移植する「免疫療法」が有効とされています。

しかし免疫療法の影響で拒絶反応を起こしたり、治療費が高額だったりすることが課題とされています。

金子教授らは、ストックされたiPS細胞からT細胞を作製。
マウスの体内に注入したところ、拒絶反応を起こさずにがん細胞を小さくすることに成功しました。

実用化されれば大量作製も可能で、金子教授は「従来の10分の1以下の費用で治療が受けられることを目指したい」としています。


関テレ5/18(火) 20:27
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